なぜ「N-BOX JOY」開発者たちが平日ピクニック?本気で作り込んだ“こだわり仕掛け”とは

2011年に登場して以来、軽自動車売上No.1を10年連続で守り続けている、ホンダ「N-BOX」。3代目N-BOXに、SUVやアウトドアのテイストを加味したのが、2024年9月に発売された「N-BOX JOY」です。前々回の「N-BOX JOY」VS「スペーシアギア」乗り比べでも特に印象深かったのは、「JOYは後部座席を倒すと完全にフラットになり、そこでのんびりくつろげる」ということ。開発者インタビュー後編では、JOYの「フラットシートでくつろぐ」ことへのこだわりと、そもそものN-BOXの乗り心地について聞いていきます。(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)

フジロックフェスティバル'25に行ってきました

 みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 苗場で開催された「フジロックフェスティバル’25」に出かけてまいりました。

今年で28回目となるフジロック。前夜祭を含めた4日間の来場者数は、のべ12万2000人だったそうです Photo by Ferdinand Yamaguchi今年で28回目となるフジロック。前夜祭を含めた4日間の来場者数は、のべ12万2000人だったそうです Photo by Ferdinand Yamaguchi

 ここ数年、いま一つパッとしなかったフジロックですが、今年は6年ぶりの10万人超え。コロナからの完全復活を印象づけました。

 アルゼンチンから来たヒップホップ・デュオ「CA7RIEL & PACO AMOROSO」など、完全にノーマークでしたが非常に楽しかった。やっぱりライブは良いですね。

これだけ多くの人が山の中に集まるのだから当然と言えば当然なのですが、なにしろ電波が悪くてつながらない。ドコモも臨時の電波塔を立てているのですが、全く役に立たず。LINEで連絡を取るのは絶望的で、電話かSMSを使うしかありません Photo by F.Y.これだけ多くの人が山の中に集まるのだから当然と言えば当然なのですが、なにしろ電波が悪くてつながらない。ドコモも臨時の電波塔を立てているのですが、全く役に立たず。LINEで連絡を取るのは絶望的で、電話かSMSを使うしかありません Photo by F.Y.

 今回のお目当ては、何といっても山下達郎さん。この方のコンサートに行くのは実に20年ぶりのこと。懐かしい曲が多く、当日演奏した曲は、全て空で歌うことができました。

 達郎夫人である竹内まりやさんがサプライズゲストで登場し、会場は興奮の渦。「PLASTIC LOVE」を歌ったあとは、バックコーラスに回って、大いに盛り上げてくださいました。いや本当に楽しかった。

夜遊びが楽しいのもフジロックの魅力の1つです。隣にマサカというような芸能人が普通に飲んでいたりして、このフラットな感覚がたまりません Photo by F.Y.夜遊びが楽しいのもフジロックの魅力の1つです。隣にマサカというような芸能人が普通に飲んでいたりして、このフラットな感覚がたまりません Photo by F.Y.

「レッチリが出る!」と思ったら「レッドホットチリパイパーズ」だった

 今回はランドローバー ディフェンダー参考記事)からのご招待。いつもありがとうございます。こうした風景によく似合うクルマです。

絶好調のディフェンダー。このクルマも日本で売り出してからすでに5年も経つんですな。光陰矢のごとし、です。絶好調のディフェンダー。このクルマも日本で売り出してからすでに5年もたつんですな。光陰矢のごとし、です Photo F.Y.

「レッチリが出る!」と大喜びで向かったら、似た名前の違うバンド(RED HOT CHILLI PIPERSですと)だったり、なんてこともありましたが、最高に楽しい時間を過ごすことができたフジロック。来年はしっかりスケジュールを把握して聴きにいきたいと思います。

 それでは、本編へまいりましょう。

 軽自動車の絶対王者「N-BOX」の三本目の矢、「N-BOX JOY」の開発者インタビュー続編です。