仕事がデキる人は忙しくてもやっている!スマホの賢い使い方は「情報収集と健康維持」写真はイメージです Photo:PIXTA

仕事も家事も忙しく、合間にスマホを眺めるのが唯一の息抜き。そんなライフスタイルの人は、時間を無駄にしたり健康も損ねたりしがちだ。実は、スマホの使い方を少し見直すだけで、集中力も生活リズムも整い始める。一流ビジネスパーソンが実践する、スマホのルールとは?※本稿は、ピョートル・フェリクス・グジバチ『DIGITAL STANCE スマホに支配されない生き方 テクノロジーとの「健全な距離感」を見つける』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。

スマホに使われない人が
実践する3つのマインドセット

 テクノロジーは、わたしたちの生活を便利にし、可能性を広げる素晴らしいツールです。

 しかし、使い方を誤れば、わたしたち自身が「使われる側」になりかねません。重要なのは、テクノロジーに振り回されるのではなく、その力をどう活用するかという視点です。

 本記事では、テクノロジーに「賢くハマる」マインドセットを構築し、短期的/中長期的に自分らしい習慣と選択をデザインする方法をお伝えします。

(1)目標を持つ

 テクノロジーを使う目的を明確にすることが重要です。「1日1万歩歩く」「毎日新しい単語を10個覚える」といった具体的な目標を設定し、それを達成するためにアプリやツールを利用しましょう。目的が明確になることで、スマートフォンは単なる「消費ツール」から「目標達成ツール」へと変わります。

(2)「使う時間」をデザインする

 スマートフォンを漫然と使い続けるのではなく、時間帯別に使用方法を決めることも効果的です。たとえば、朝はニュースアプリで情報収集、昼は学習アプリでスキルアップ、夜はリラックスのための瞑想アプリを利用する、といった具合です。こうすることで、目的に応じた使い方ができ、時間を有効に活用できます。