時間を気にする人写真はイメージです Photo:PIXTA

「1日が24時間では足りない!」そんな悩みを持つ現代人は多いのではないだろうか。しかし、それを言い訳にしている限り、1日が48時間になろうと72時間になろうと、物事は解決しない。1日の時間の使い方を記録して、無駄な部分がないかをチェックしてみると、意外と「もったいない使い方」をしていることに気づくはずだ。「やりたいことを諦めない」人生を作る方法をタイムコーディネーターが伝授する。※本稿は、吉武麻子『無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス』(日本実業出版社)の一部を抜粋・編集したものです。

やりたいのにできない…
“時間がない”は本当か?

「時間ができて、落ち着いたらやろう」と思っていることはありませんか?

 家の片づけ、勉強、ヨガ、新規プロジェクトのリサーチ、映画鑑賞など、挙げ出したらキリがないかもしれませんね。

 まずは、それらを書き出してみてください。

 そして、書き出したものを見てみましょう。率直にどう思いましたか?

 たとえば、

・家の片づけはやりたいことではないけど、やったほうがいい
・ヨガはすごくやりたいことではないけど、周りの人もやっているし、健康のためにも1度は試してみたい

 など、「何が何でもやりたい!」ではなく、「やったほうがいい」「やってみようかな」程度のものも「やりたい」に入れている可能性があります。本心ではないからこそ、いつまでもやらずに「やりたいこと」のままで残っているのかもしれません。