スイス政府は、米政権との貿易交渉を継続するとしつつ、早急な解決は見込まれないとの認識を示した。トランプ政権は7日、スイスからの輸入品に対して世界最高水準の39%の関税を発動した。スイスのカリン・ケラーズッター大統領は、米国に賦課された高関税は「対象の業界、企業、従業員には非常に厳しい状況だ」と述べた。業界団体のスイスメム工業会は「恐怖のシナリオ」だと評した。ケラーズッター大統領は「この状況がどれほど続くかは分からない」とし、スイス当局者は米国側との「集中」協議を続行すると語った。「だが結局は、米大統領次第だ」と話した。原文:Switzerland Vows to Keep Negotiating With U.S.