自分の「市場価値」を
最大化する転職のコツ

 ちなみに、この「状況によって」「会社によって」求められる強み・弱みも変わることを前提に、私が人事の仕事を30年以上やってきて、経営者や人事担当者と話すとき、彼らが「よく使う言葉」を、本当はどのような意味で用いているかを独断と偏見でまとめた表があります。

 相手が使った言葉から「どんな人・能力を求めているのか」を知ることで、それに対応する能力をPRしたり、自分の強みとはマッチしていないな……と気づくことができます。よろしければ、ぜひご活用ください。

 経営においても、マーケティングなどで使われる「SWOT分析」などの自社分析によって強み(Strength)を見極め、その強みが活かせる領域を選ぶことが求められるように、自分が勝てる領域の選び方には戦略が必要です。

 たとえば、分析力に優れた人はデータ分析やコンサルティング業務で活躍できるでしょうし、創造力が高い人はマーケティングやクリエイティブな仕事が向いているかもしれません。

 自分の能力や性格、持ち味が活かせる領域が、すなわち「勝てる領域」ということです。そのように考えると、「勝てる領域」で、かつ「より市場価値が高められそうな環境」を選べば、自分の能力や特性を活かしつつ市場価値の最大化を目指せる、ということになります。

企業が選考時に重視する要素リストと、その意味同書より転載 拡大画像表示