
仕事で成果を上げるために絶対に必要なのが「信頼」。しかしそれを築き上げるのは容易ではなく、失うのは一瞬だ。組織において「信頼される人」になるためのコツを、2万人以上を面接してきた元リクルートの採用責任者が解説する。※本稿は、曽和利光『このままで大丈夫?「どこに行っても通用する人」になるために今できること』(日本実業出版社)の一部を抜粋・編集したものです。
信頼される条件(1)
いわれたことをきちんとやる
どうしたら短期間で「信頼される人」になることができるでしょうか?ここでは、信頼されるために実践すべき4つの条件を紹介します。果たして自分はどれぐらいできているか、確認してみましょう。
「いわれたことしかしない」という言葉は、批判として使われることが多いですが、実際、「頑張っているのに評価されない」という不満を抱えている人は、じつはそもそも、「いわれたこと、期待されていることをやれていないだけ」というケースが多いのです。
自分がやりたいように、勝手にがむしゃらに頑張られても、会社は評価のしようがありません。ましてや、間違った方向に全力で走られてしまっては、会社が不利益を被る恐れすらあります。
たとえば、「今期の営業部のミッションは取引件数拡大であり、新規顧客開拓に注力してほしい」といわれているのに、「既存顧客も大事だから」などと言い訳して、自分が好きな「既存顧客のフォロー」ばかりに注力する……なんて人は、少なくありません。