●Would you mind sending me the file by tomorrow?
(明日までにファイルを送っていただけますか?)
●I’m afraid that won’t work on our end.
(申し訳ないですが、こちらでは難しいです)
●Let me check with the team and get back to you.
(チームに確認して折り返します)

 これなら即応できるし、自然な英語になる。語彙や文法にそこまで神経質にならなくても、ビジネスシーンで英語が“出る”ようになる。

 忙しいビジネスパーソンは、1日3分だけ型を声に出してみてほしい。これだけで、英語の回路がどんどんスムーズになっていくだろう。基本の「3分トレーニング」は、シンプルな3ステップだ。

1.ひとつ型と例文を覚える
2.自分の仕事の内容に置き換える
3.声に出して口に馴染ませる

 例えば、下記のように。

●Could you send me the revised proposal?
(修正後の提案書を送っていただけますか?)
●Could you hop on a quick call around 3 PM?
(15時ごろ、少しお電話できますか?)

 このように、「使いたい言葉」を「使える型」に乗せて話せるようになると、不思議なことに、英語が急に「自分の言葉」のように感じられるだろう。

 最後に、3分トレーニングでもイチオシの、使える型5選を紹介しよう。

【依頼】Could you ~ ?
お願いごとは、迷わずこれ。語尾に内容をつけるだけ。
●Could you send me the latest version?
 → 最新版を送ってもらえる?
●Could you jump on the meeting at 3?
 → 3時のミーティング、入ってもらえる?

【提案】How about ~ing ?
ちょっと提案したいとき向け。押しすぎず、やんわり提案できて便利。
●How about kicking off the project next week?
 → 来週からプロジェクト始めてみるのはどう?
●How about grabbing lunch with them?
 → ランチしながら会うってどう?