
2025年も後半に突入。NISAの残り枠で何を買おうか迷っている人も多いのでは? 今回紹介するのは「累進配当株」や「連続増配株」にまとめて投資できるインデックス投資信託だ。今年登場した新顔もあり、選択肢が増加中。なんといっても注目は日経平均を大きく上回る成績。「オルカン」や「S&P500」と組み合わせる有力候補にもなるというその実力を見ていこう。(山出暁子、ダイヤモンド・ザイ編集部)
個別株のように配当はもらえないけれど
驚きの成績が!

高配当株は個人投資家に根強い人気を誇る。なかでも最近注目されているのが、減配しない方針を掲げる「累進配当株」や、毎年配当を増やし続ける「連続増配株」だ。ただ、単なる高配当株と違い、累進配当株や連続増配株は個別企業ごとに過去の配当の実績や今後の配当方針を調べなければならない。
「面倒くさいな…」と思った人におススメしたいのが、こうした累進配当株や連続増配株に投資できるインデックス投資信託だ。いま、高配当以外の配当方針に注目したインデックス投信が増えている。これらの投信なら、調べる手間ひまをかけることなく、まとめてカンタンに投資できる。
投資信託に詳しい、ファイナンシャルリサーチの深野康彦さんは「最近の配当株人気を受けて関連指数は好調です。個別株のように配当がもらえるものではありませんが、その指数に連動するインデックス投資信託も、注目を集めています。」と話す。
現在、NISAで買えるのは3本。特徴をまとめたのが下表だ。

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では、各々のインデックス投信について簡単に説明しよう。まず、累進配当株の指数に連動する投信が「アムンディ・インデックスシリーズ 日本・高配当株」(以下、アムンディ)、連続増配株の指数に連動する投信が「iFreeNEXT日経連続増配株指数」(以下、iFree日経連続増配)だ。そして、連続増配と安定配当(減配なし)の両方を取り込む指数に連動する投信が「SMT日本株配当貴族インデックス・オープン」(以下、SMT配当貴族)である。
「アムンディ」は今年4月に登場した新顔だ。一方、「SMT配当貴族」は2016年に設定され、9年の運用実績がある。設定来の騰落率は191.21%と好調だ。今年7月からはNISAのつみたて投資枠でも買えるようになり、活用の幅が広がった。
では、肝心の成績を見ていこう。「iFree日経連続増配」と「アムンディ」の運用実績が短いため、連動する指数で比較してみる。