人間関係が続く人とリセットされる人、「最初のひと言」にある決定的な違いとは?写真はイメージです Photo:PIXTA

「表面的な人づきあいしかできない」「関係性が1回ごとにリセットされてしまう」というビジネスパーソンは少なくないはず。人脈が大きくものをいう競争社会において、人間関係を維持するためのメンテナンスは欠かせない。相手の心をつかむテクニックを、名著『人を動かす』の著者D・カーネギーが定義する「人を変える9原則」から学ぼう。※本稿は、一木広治『人望という技術 カーネギーに学ぶ人に好かれる習慣』(主婦の友社)の一部を抜粋・編集したものです。

関係が切れないために
意識すべきことは?

「プロジェクトが終わると、疎遠になってしまう」

「相手も忙しいので、仕事の案件もないのに連絡しにくい」

「担当者が異動すると、その会社との関係性まで途切れてしまう」

 日ごろ、このように感じているビジネスパーソンは少なくないでしょう。「ビジネス上のつながりだから、仕方がない」とあきらめている人もいるかもしれません。

 しかし、人間関係を継続させていくこともひとつのスキルだと捉えれば、この悩みも解消できるのではないかと思います。

 実は、人間関係が自然と続いているように見える人ほど、“次の接点”を自分からつくりにいっているものです。「しばらく会っていないからこそ、どう声をかけるか」「どのタイミングでまた関係を動かせるか」と、接点をデザインする意識があるのです。

 私の人生の師ともいえる水野正人さん(編集部注/実業家、元ミズノ代表取締役会長)から、よく「人と会うとき、一期一会の精神を忘れてはならない」と教えられました。常に、その人と会うのは、それが最後になるかもしれないという姿勢で臨めということです。