「あの大事な紙、どこいった?」のイライラに終止符をうち、お金、時間、人生をコントロールしよう! 10万人を救った紙片づけメソッドの図解版『見るだけでわかる! 図解 紙片づけ』(石阪京子著)が発売に。「必要な紙が5秒で見つかる」画期的な片づけ術が、図解で直感的に分かり、紙を減らすスマホ活用術も超絶丁寧に解説。本連載では本書から、抜粋・編集してメソッドを紹介していきます。

入ってくる紙の処理方法は4つにわかれる
それでは、ここから具体的な処理方法を説明していきます。石阪メソッドでは入ってくる紙を4つに仕分けます。それが上の「一見して不要な紙はすぐに捨てる」「一瞬、迷う紙は確認して捨てる」「書かれた情報だけが必要な紙は写真に撮ってスマホ保存する」「紙自体が必要な紙はファイリングする」の4パターンです。
よく、重要度や時系列、人別などで分ける方法が紹介されていますが、今のみなさんなら、その方法はベストではないとお気づきだと思います。
なぜなら、それらは「収納」することを前提にした仕分けだからです。
たとえば、重要度別に仕分けていく場合、金融機関から「重要」と書かれた封筒が届いたら、おそらく中も見ず「重要」に分類するでしょう。「時系列」や「人別」分類なら、入ってきた順に並べたり、家族別に収納ケースを用意したりして、それぞれ入れていくと思います。
つまり、どの分け方も基本的には紙を捨てていないのでNGです。繰り返しになりますが、紙片づけで大切なのは「何を残すか」を知ることです。
次から、どの紙がどれに該当するかを説明していきますが、こうして4つにわけると、4番目の「紙自体」が必要に分類されるものは、実は1割ほどしかありません。
*本記事は、『見るだけでわかる! 図解 紙片づけ』より、抜粋・編集して作成しております。