レジャーではなく真面目なフィットネスに特化する
ーー坂上:ゴールドジムは、まさにプロフェッショナルが集まる場、という印象を受けました。
手塚:常にお互いが刺激し合いながら、高め合っていく場になっていると思います。これは我々がそうなりたいと思うだけではできず、お客様が醸し出している雰囲気がつくりあげてくれました。ギスギスしているわけではなく、楽しみながら。でもやるときは、「やる」。
ーー坂上:御社は差別化の一つとして「シリアス・フィットネス」という言葉を掲げています。これはどのような意味なのでしょうか。
手塚:「真面目にやる」という意味です。真面目に一生懸命やる。もっと突き詰めると、歯磨きのように毎日行うという意味ですね。ハードなトレーニングをするのではなく、自分のペースで毎日継続する。実はこれが、フィットネスにとって一番重要なことなんです。
ーー坂上:人が歩くのと同じように、というイメージでしょうか。それをフィットネスでとり入れる、と。
手塚:フィットネスという言葉ができた当時、多くの人から言われたのが「フィットネスとは運動、栄養、休養だ」でした。運動、栄養、休養の3つをバランスよく組み合わせ、自分にぴったりと当てはまったライフスタイルをつくることが、フィットネスだと。私もそう思っています。
ーー坂上:自分の生活や体に「フィット」している、ということですね。
手塚:そうです。それが2000年ごろから、フィットネスとエクササイズが同じ意味になってしまいました。本来は運動と栄養と休養のはずなんですが、運動だけと捉えられてしまいました。しかし、我々が目指しているのは本来の意味でのフィットネス。3つの要素が自分のライフスタイルに、真面目に入っているもの。それが「シリアス・フィットネス」です。
次回は6月27日更新予定です。
うちの会社なんて戦略がなくて……とおっしゃった手塚社長。
しかし、「自分が欲しいものを提供する」という、あくまでも顧客視点の仕事を続けたことが、今までの業界にないフィットネススタイルをつくりあげたのだと思います。フィットネスという言葉は、ある人の「運動」「栄養」「休養」の3つがその人自身にフィットしているという状態を指す。それがフィットネス。
その原点を常に考える。それが社名のTHINKフィットネスとなっていると気づかされました。
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