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そうです。さらに13週線と株価が何度も接触して反発しているので、この13週線をトレンドラインに見立てて「買いポイント」を探すことができます。

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では、具体的にどこで買うのがいいのでしょうか。

上昇トレンドは「押し目」で買おう!
売りの目安には2つの考え方

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トレンドラインに株価がタッチしたところが狙い目です。

上昇トレンドでは株価は波を描きながら上がっていきますが、一時的に下がってトレンドラインまで戻ることがあります。その瞬間を「押し目」と呼び、ここが絶好の買い場になります。

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なるほど。チャートではa点、b点といった押し目が確認できますね。

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そうです。繰り返しますが、大事なのは「何度も反発しているラインかどうか」を確認すること。

1回だけの反発では偶然かもしれませんが、2回、3回と繰り返していれば、そこが信頼できる買いの目安になるわけです。

no-img2 熊谷

買い時がわかったところで、次は売り時もチェックしておきましょう。

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上昇トレンドでの売りには大きく2つのスタイルがあります。

1つは「コツコツ派」。押し目で買ったら、株価がトレンドラインから大きく離れたところで利益確定する方法です。短期的に何度も売買を繰り返したい方に向いています。

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具体的には、13週線から大きく上方に乖離したc点やd点が売りの目安になりますね。

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もう1つは「じっくり派」。こちらは押し目で買ったら、トレンドが崩れるまで基本的に持ち続ける方法です。移動平均線を明確に割り込んだら売り、とシンプルです。

no-img2 熊谷

つまり、早めに乗って長く持ち続け、利益を大きく伸ばす戦略ですね。

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はい。その分、途中の小さな値動きに一喜一憂せずに済みます。具体的には、e点が売りポイントです。

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あと、忘れてはいけないのが、どこで「損切り」するかですね。

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その通りです。押し目買いをしたのに株価が想定通り反発せず、移動平均線を大きく下回ったら損切りのサインです。

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例えばe点のように、トレンドラインを割り込んだ場面ですね。

じっくり派では、買ったポイントによっては利益確定での売り目安と、損切りの目安が同じになることもあります。

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はい。もしさらに慎重に見極めるなら、26週線も割り込んだのを確認し、トレンドが完全に崩れたと判断して撤退するのが妥当でしょう。

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次は「揉み合い相場での戦略」を取り上げます。

株価が横ばいの時にどう立ち回るか、具体的なチャートを用いて解説します。

【※この記事の続きはこちら】
⇒「退屈に見えて、実は“稼ぎ場”だった」もみ合い相場を制するシンプル戦略【チャート入門 第2回:その2】

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