「地頭」という言葉に逃げない
――たしかに、Fラン大のようなところから頭のよさを武器に活躍していく人は稀ですよね。
びーやま:そうなんです。それって一種の天才タイプだと僕は思っていて、普通の人には参考になりません。
「地頭」という言葉が指すものが、あいまいであるがゆえに、勉強から逃げるいい口実になりがちなのですが、それは大きな罠です。やはり、ちゃんと与えられた勉強をするのがベストです。
――「王道」が最強ということですね。
びーやま:間違いありません。
加えて、僕がいつも思うのは「勉強は学生の本分である」ということです。学生である以上は、それがマスト事項なわけですから、あれこれと考えすぎずに勉強に向き合ってほしいなと。
また、勉強は問題も答えも明確で、やり方も確立されています。ここまで用意が整っているものすら頑張れないで「地頭がいい」と言われても説得力がないですよね。少し厳しい言い方になりますが、本当に地頭がよかったら、勉強のコツも掴めるはずですから。
なので、「地頭」なんてことを言っている時点で、そんなに地頭はよくないわけですから、普通に勉強しましょう。それが一番正しい成長の仕方です。
受験は苦しいものなので、別のことに逃げたくなる気持ちもわかりますが、そういったときに人間としての強さが試されます。あと1問だけ頑張る。あと5分だけ勉強する。そんな気持ちで勉強に向き合ってもらえればと思います。応援しています。
――本日はありがとうございました。
びーやま[著]
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』のツッコミ担当。早稲田大学教育学部卒。高校時代の偏差値は37だったが、1年間の浪人を経て早稲田大学に入学。大学時代は起業・自主退学・復学など、さまざまな経験をしたのち、大学受験のすばらしさに気づき現在に至る。甘いルックスと鋭いツッコミ(たまにポンコツ)で視聴者の心を掴んでいる。決め台詞は学歴モンスターの相方・高田ふーみんを制止する「ヤメロオマエ」。
高田ふーみん[協力]
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』にて「学歴至上主義」を貫く学歴モンスター。京都大学経済学部中退(現役合格)。学歴を絶対の価値基準とする偏った思想を持つヒール役として受験生や大学生を中心に人気を博している。決め台詞は「Fランやないか」。
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』のツッコミ担当。早稲田大学教育学部卒。高校時代の偏差値は37だったが、1年間の浪人を経て早稲田大学に入学。大学時代は起業・自主退学・復学など、さまざまな経験をしたのち、大学受験のすばらしさに気づき現在に至る。甘いルックスと鋭いツッコミ(たまにポンコツ)で視聴者の心を掴んでいる。決め台詞は学歴モンスターの相方・高田ふーみんを制止する「ヤメロオマエ」。
高田ふーみん[協力]
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』にて「学歴至上主義」を貫く学歴モンスター。京都大学経済学部中退(現役合格)。学歴を絶対の価値基準とする偏った思想を持つヒール役として受験生や大学生を中心に人気を博している。決め台詞は「Fランやないか」。