生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。なぜなら生産性を上げるには家電(テクノロジー)が一番の武器になるとわかったからだ。人は24時間の中で、仕事・子育て・掃除・料理をこなし、遊び、眠る。だから多くの人は「もっと自分の時間がほしい」と嘆いている。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏によるまもなく発売の本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ、自分の時間を取り戻す方法を紹介しよう(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)。

【まだ続けてるの?】「長生き」したいなら真っ先にやめるべき朝の習慣ベスト1
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咀嚼回数が多い方が長生きする

 毎日、忙しいからと、噛まずに飲み込める料理を作るのはおすすめではありません。

 なぜなら咀嚼回数が多い方が長生きするという統計があるからです。

噛まずに飲み込めるものを作っていないか?

 食事の際、注意したいのは「食べ物は自分の歯で噛み砕くことを原則とする」こと。

 硬いものをしっかり咀嚼する習慣をつけることが重要です。

ひき肉より塊肉

 柔らかいものは多く咀嚼しようと思っても難しいので、肉料理1つとっても、ハンバーグのようなひき肉料理ではなく、ポークソテーのような塊肉にして、しっかり自分の歯で噛み砕くようにしてください。

1口大より小さく切らない

 私はひき肉は基本的には買いません。

 鶏肉系の煮込み料理もよく作りますが、こちらも一口大より小さくすることはありません。

ジューサー」「ミキサー」は買わなくていい

 ジューサー・ミキサーで作るミックスジュースやスムージーも、私は基本的には反対派です。

 友人が腸の調子を崩し医師にかかったところ、スムージーの摂りすぎで明らかに過剰な食物繊維が腸に負担をかけている、という診断結果だったことを聞きました。

普通に食べる量以上のものを砕いて食べない

 合理的だから、時短だからと、普段、食べられる量以上のものを、くだいて大量に食べるのはよろしくない、ということです。

 ミックスジュースがほしいなら、しっかり歯で噛み砕いてサラダを食べたり、果物を一口大にして噛み砕く方がいいわけで、とにかく流動食を避けるのです。

(本稿は『仕事と人生を変える 勝間家電』からの編集記事です。