評価も待遇も…
転職して感じた決定的な違い

 今回のランキングでは、1位は日本マイクロソフト、2位は電通、3位はセールスフォース・ジャパン、4位はアマゾン ウェブ サービス ジャパン、5位はSAPジャパンとなった。業界別に見ると、「メーカー・商社」「IT・通信・インターネット」「コンサルティング」の3分野が20社以上を占め、特に上位10社のうち半数がIT企業であった。

 以下のランクイン企業のクチコミからは、成果が待遇や評価に直結し、スキル・ノウハウ・人脈を持って入社したミドル世代が力を発揮できる環境が整っていることが分かる。

「成果重視のインセンティブになっているため、やる気のある人には素晴らしい環境です。仕事も裁量をもって大型の案件をけん引でき、専門性とリーダーシップを伸ばす環境が整っています。柔軟なリモート制度や研修資源もあるため、自分で成長をつかみ取ろうとすればチャンスが与えられる環境でもあります」(営業、日本マイクロソフト)

 今回ランクインした企業に寄せられた社風や組織文化に関するクチコミを見ると、新しい挑戦を歓迎する柔軟さや、進化し続ける組織風土があることがうかがえる。

「企業文化としては、イノベーションを重視する姿勢が目立つ。AWSは常に新しいアイデアを歓迎し、既存の枠組みにとらわれない挑戦を推奨している。これはAmazon全体の理念である『Day 1』(スタートアップのような姿勢を維持する)に基づいており、日々変化を受け入れ成長を目指す文化が根付いている。また、各チームや個人に大きな自主性が与えられる一方で、その分成果に対する強い責任が求められる」(エンジニア、アマゾン ウェブ サービス ジャパン)

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