床清掃のコツを発見!
便利なアイテムも
続いては床の清掃。調理場の床には魚のウロコ、魚の切りクズ、大根や大葉などお刺身のツマ的なものなどが散乱しています。「ブラシみたいなものはないかな?」とあたりを見回してみますが、特にそのようなものは見当たりません。
パッと目に入ったのは、さっき戻ってきた社員さんがホースで水を溜めていた大きなバケツだけ。「もしかして、このお水をフロアにザバーッとやれば、散らかっているゴミが流れてくるかも?」と察した僕。
試しに流してみたら、いい感じでフロアのゴミが流れてきて調理場内の排水路に入っていきました。水の力でシンクやラック、調理器具の下に落ちている取りにくいゴミも流れてくるのがすばらしいです。
「これはいけるぞ!」と確信し、再びバケツに水を溜めて違うエリアにも勢いよく水を流す僕。これを何回か繰り返すと徐々に流れてくる量が減ってきました。また一瞬、戻ってきた社員さんに確認をすると「ばっちりです。これを使うといいですよ」と床用水切りワイパーを持ってきてくれました。
このワイパー、使ってみるとかなり便利。バケツで水を流しつつ、ワイパーを使って流れづらいゴミをかき出していく作業を何度か繰り返し、床清掃は完了となりました。
その後、また戻ってきた社員さんから次の作業指示が出ました。
「そこの窓を拭いて、その後にキッチンシンクの清掃。それからあそこに積んである天板をきれいにしてください。僕、これで帰るんで。時間になったらそこの電気を消して帰ってくださいね。それでは!」と言い残し、風のように去っていった社員さん。終業時間まであと1時間ぐらいあるんですが、調理場に僕1人だけという状態になってしまいました。
とりあえず言われた通り窓の清掃、キッチンシンクの清掃などを行っていきます。社員さん、放っておくとほとんど説明しないことはわかっていたので、今回は自分から作業手順を確認していました。清掃は15分ぐらいで無事完了できました。