
子どもが通う学校や習い事で知り合ったママ友とのお付き合いにも、悩みはつきものだ。情報交換ができて楽しい場だけど、使える時間とお金は限られている。「物と時間の片づけ」のプロは、そんなとき、どうしているのだろうか。※本稿は、下村志保美『自分時間が30分増える 余裕がある人の時間整理術』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
アポを取る際は
時間の主導権を握ろう
時間管理で難しいことのひとつが、人との約束を決めること。自分と同じぐらいのペースで返事がくれば気がラクですが、相手にも事情がありますし、そう簡単にアポが取れることって、実は多くありません。返事を待っているうちに別の用件が入ってきて、混乱したり、ダブルブッキングのもとになったり。
だからこそ、アポイントの取り方を工夫することは、時間を有意義に使うことにつながっていきます。
まずは、特定の相手と約束をしたい場合。仕事相手とのビジネスミーティングや、友達とお茶の予定を入れたいケースなどです。
基本的ではありますが、「○日の○時はいかがですか?」と、先に自分から具体的な日時を提案します。
そのためには、自分の時間のかじ取りが、しっかりできていることが前提です。
相手の事情も考えて、2~3候補を出せると親切ですね。「そんな余裕もない!」という場合は、「決め打ちですみません」と、ピンポイントで伝えてもいいと思います。要は、時間の主導権を先に握ることです。