本当にやりたいことに使う時間を取り戻す方法とは写真はイメージです Photo:PIXTA

スキマ時間ができたら、Wi-Fiが使えるカフェで仕事をする。よくある行動だが、実はその方法、時間もお金もかかっていて、わりと非効率な方法なのかも……。「物と時間の片づけ」のプロとして3000人以上を指導してきた著者が、自分の時間をつくるための実践的なノウハウを紹介する。※本稿は、下村志保美『自分時間が30分増える 余裕がある人の時間整理術』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

カフェに入る「行動」は
時間とお金を奪っている?

 ここでは、「名もなき家事をまとめてやりたい」、「時間を豊かに使いたい」と思っている私が、日々の中でやっている裏ワザをお伝えしていきます。

 駅のホーム内での10~20分、これは本当に使える時間なんです!

 私は仕事柄、整理収納作業や打ち合わせなどで電車移動する機会も多いですが、約束の時間の10分~20分ぐらい前に、最寄り駅へ着くことも。

 そんなときは、内心「しめしめ」と思っています(笑)。

 というのも、この時間こそ、「ゆとりある時間をつくる(仕込む)」チャンスだと思っているからです。

 私はフリーランスで働いているので、会社員の方のように、いわゆる定時はありません。でも、自分の中で、働く時間を決めています。

 それは「朝8時~9時から仕事をスタートし、夕方18時には終わらせる」ということ。夕方18時以降の作業は“残業”と見なしています。

 昼間の間に、その日できる作業は終わらせてしまいたい。駅のホームだって、仕事や家事に使える時間になります。