生理用品や使い切りインナー
衛生用品は普段からしっかり備蓄
熊本地震で生理用ナプキンが支援物資として届き、避難所にいる女性に配布されたときのこと。女性全員に等しく、乳幼児から高齢者まで全員に1人1つ配られ、「たりなくなったら言ってください」と言われたそうです。
ツッコミどころ満載のエピソードですが、まだまだ避難所の責任者に女性が少ない現状を考えると、起こりうることです。この状況を変えていきたいと思い活動していますが、個々の備えとして、生理用ナプキンは普段から多めにストックしましょう。生理痛がひどく、おなかを温める必要がある場合は夏場でもカイロの準備、薬が手放せない人は薬の用意を忘れずに。
『地震に強い収納のきほん』(松永りえ 扶桑社)
また、おりものシートや使いきりインナーなど、被災生活で衛生状態を保つためのアイテムもしっかり備えましょう。お風呂に入れず、体も髪も洗えず不快…という気分の問題だけではありません。ままならない生活にストレスが溜まると免疫が落ち、感染症などの病気にかかりやすくなる可能性があります。
被災生活はいずれ終わったとしても、被災生活で崩した体調の回復に長い時間を要することも。健康にかんしても、備えることでリスクは下げられます。自分を守ってあげられるのは自分だけ、このことを忘れないでください。







