申し込みは若干面倒

 このように、泊まりたいホテルがプランに含まれていて、数多くの観光スポットを高速道路を使って効率的に回りたい場合は、旅行費用を大きく節約できる速旅 宿泊セットドライブプランですが、その利用には若干の手間がかかることは否めません。

 申し込み手続きは「ドライブプランの確認」「宿泊施設の予約」「ドライブプランの申し込み」という三段階で行います。

「速旅 宿泊セットドライブプラン」の申し込みは、まず宿泊施設を予約し、つぎにドライブプランを申し込むという2段階の手続きが必要。「宿泊商品券」により、現地払いでの宿泊費が1万円割引となる「速旅 宿泊セットドライブプラン」の申し込みは、まず宿泊施設を予約し、つぎにドライブプランを申し込むという2段階の手続きが必要。「宿泊商品券」により、現地払いでの宿泊費が1万円割引となる 拡大画像表示

 まず利用者は、速旅のウェブサイトにアクセスし、速旅 宿泊セットドライブプランの商品と対応する宿泊施設を確認します。

 つぎにその宿泊施設に、利用者が直接、電話やインターネットを経由して宿泊を予約します。

 最後に、速旅のウェブサイトで、その宿泊施設の利用に対応するドライブプランを申し込むことで、ネットでの手続きは完了です。

 こうしてドライブプランの申し込みが完了すると、宿泊施設で利用できる「1万円分の宿泊商品券(申込確認書)」が交付されます。宿泊時には、宿泊施設でその申込確認書をスマートフォンの画面、もしくはプリントアウトで提示し、差額を支払うこととなります(一部プランについては、申込確認書をプリントアウトしての持参が必須です)。

利用の注意点

 一方、申し込みおよび利用にあたっては、いくつかの注意点があります。

 まず、速旅 宿泊セットドライブプランには利用できない「除外日」があることです。高速道路のETC休日割引は近年、混雑緩和のため、年末年始、お盆、さらには三連休などを適用の除外日とするようになっています。速旅 宿泊セットドライブプランも、それに倣う形で除外日が決められているので、宿泊施設の予約前に、希望の日程が除外日にあたらないかどうかの確認が必要です。

申し込みにあたっては、カレンダーで利用日を指定する。年末年始、GW、お盆、SWや3連休は、ドライブプランの利用そのものが不可。さらに特定日を除外日とする宿泊施設もある申し込みにあたっては、カレンダーで利用日を指定する。年末年始、GW、お盆、SWや3連休は、ドライブプランの利用そのものが不可。さらに特定日を除外日とする宿泊施設もある 拡大画像表示

 つぎに、宿泊施設の予約については、宿泊施設ごとに予約の締め切り日が決まっていることです。速旅のウェブサイトで個々の宿泊施設の予約締め切り日を確認し、泊まりたい宿泊施設が決まっている場合は、早めの予約を心がけましょう。