肩こり重症の人は
「指回し」も追加しよう
肩こり重症の人は、片手を机の上に広げ、親指、人さし指、中指、薬指、小指と1本ずつ左回し・右回しを行ってください。人の肩まわりにある神経や筋肉は、物をつかんだり投げるために発達してきたと考えらえるものが多くありますが、現代人の多くはつかむ、投げるという行為をほとんどしなくなりました。
結果的に肩から指先にかけて不自然に力んでしまっている人が多く、指を上下にしか動かせず、横に回せない人も多いのはそのためです。指回しで指の力みが抜けると、首や肩も動きやすくなります。

これまで体の一部分を鍛えたり、ストレッチを繰り返していたりしていたかもしれませんが、これからはぜひ脳と神経、筋肉の包括的な動きを意識してください。それは頑張るものではなく、深呼吸や力を抜く体操でのみ可能になります。次回は、体に不調があってもぐんぐん歩けるようになる体操を紹介しましょう。
>>【第3回】「膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」」はこちら