「“考えすぎ”から解放された」「心が軽くなった」「今を大切にしたくなった」
そんな感想が国内外から届いているのが、世界150万部突破・39か国刊行のベストセラーとなっている『STOP OVERTHINKING――思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』だ。Amazon.comでも1万3000超のレビューで世界が絶賛する話題書がついに日本上陸。本書によって日本人が考えている以上に「考えすぎ」が恐ろしい事態を招くことがわかった。本連載では「考えすぎ」から解放される5つの習慣を紹介。本書から一部を抜粋し特別配信する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
Photo: Adobe Stock
なぜ、ジャーナリングは
人を強くするのか?
前回、言葉にして書き出すこと(ジャーナリング)の科学的な研究とその効果を紹介した。
この研究の興味深いところは、ジャーナリングを実践した人たちには、「感情的レジリエンス」の向上が見られたことだ。
つまり、
「私は強い人間で、ストレスの多い出来事から立ち直れる」
と考えている度合が高いということだ。
これは、一般的な脱ストレスのテクニックを使って不安を避けようとしても、長期的にはうまくいかない可能性が高いことを示す1つの証である。
考えすぎてストレスフルになった心は、“ひどく興奮し、飼い主の言うことを聞かない猟犬”みたいなものである。
ジャーナリングで自分の気持ちを吐き出すことは、犬のリードを離して、広い野原を何十周も走り回らせるようなものだ。
犬が疲れきってしまえば、飼い主の言うことを聞かせられるようになる。
これに対し、ストレスの原因からただ逃げているのは、犬をどこかに鎖でつないでおくのと同じことだ。
短期的にはなんとかなるかもしれない。
でも、犬はずっと興奮したままだ(むしろ、さらに興奮するかもしれない)。
そうなると、「いったんとことん気持ちを吐き出した後で、クリアな視点で問題を考えてみる」という状態にいつまでもたどり着けなくなる。
ジャーナリングの効果を高める秘訣
ジャーナリングの効果を高める秘訣は、ポジティブなものに目を向けることだ。
ただ不満をぶちまけたり、愚痴をこぼしたりするのではなく、自らの状況や心の状態を、健全でバランスの取れたポジティブな言葉で表現していくようにする。
その際に役立つのが、本書で紹介した
「誰かに助けてもらったときのこと」
「感謝していること」
「自分にとって一番大切な価値観や原則」
などを自問することだ。
「ここから何かポジティブなものを得られないか?
この状況はどんな点で自分にメリットがあるのか?」
と考えるのも効果的だ。
(本稿は『STOP OVERTHINKING――思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』の一部を抜粋・編集したものです)









