「“考えすぎ”から解放された」「心が軽くなった」「今を大切にしたくなった」
そんな感想が国内外から届いているのが、世界150万部突破・39か国刊行のベストセラーとなっている『STOP OVERTHINKING ── 思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』だ。Amazon.comでも1万3000超のレビューで世界が絶賛する話題書がついに日本上陸。本書によって日本人が考えている以上に「考えすぎ」が恐ろしい事態を招くことがわかった。本連載では「考えすぎ」から解放される5つの習慣を紹介。本書から一部を抜粋し特別配信する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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効果的な「心配の先のばし」のテクニック
不安と心配のスパイラルにブレーキをかける最後の(そして驚くほどシンプルな)テクニックは「心配の先のばし(Worry Postponement)」だ。
これは様々なメリットをもたらす万能型ストレスマネジメント技術の1つで、特に不安に悩まされていなくても使える。
「後で心配する」と自分に言い聞かせて、ストレスをうまく管理する方法だ。
ライデン大学の心理学者アンケ・ヴェルスルイスが主導した実験(無作為化試験)は、心配事を完全に打ち消す必要はなく、単に「すぐには心配しない」と自分に言い聞かせるだけでも大きな効果が見込まれることを示した(この研究は被験者が「主観的な健康上の不満」を報告する傾向に焦点を当てているが、これは不安や反すうに関する他の様々な尺度にも適用できる)。
この研究によれば、心配を先のばしにすると、自分と苦痛な思考との間に客観的な距離ができ、不安や考えすぎを減らす「メタ認知」の実践になる。
「ストレスと闘う人」と
「ストレスに冷静に対処する人」の差
ストレスを誘発する思考をどこかに押しやろう、避けよう、やみくもに闘おうとする人と、ストレスに冷静に対処し、意識的に向き合おうとする人には雲泥の差がある。
不安や心配が襲ってきたとき、簡単には消えてくれず、いつでも遠慮なく心に侵入してくる。
恐ろしい考えやネガティブ思考が頭に浮かんだら、いったんどこかに押しやったり、無視したりするのは難しい。
「これに注意を向けなければ」と脳が命令するのですぐ気が散ってしまう。今この瞬間から注意と集中が引き離されてしまうわけだ。
実際には、あなたが心配事をコントロールしているのではなく、心配事があなたをコントロールしている。
ストレスフルな考えがムチを打てば、もろくもそれに従わざるをえない。
大半の人が犯す間違いは、ネガティブな考えが浮かんだら、それに集中する以外に選択肢はないと思ってしまうことだ。
(本稿は『STOP OVERTHINKING ――思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』の一部を抜粋・編集したものです)









