4代目フォレスター
4代目フォレスター(広報写真)
2012年に登場した4代目はクロスオーバーテイストを高めつつ、3代目よりも若々しいデザインを採用。この世代からターボエンジン搭載車のボンネットに備わるエアインテークはなくなりました。また、トランスミッションがATではなくリニアトロニック(CVT)に変更されています。ちなみにターボモデルは最高出力280psを発揮しました。
そして4代目から先進安全装備であるアイサイトと、エンジンやトランスミッション、VDCなどを統合制御して悪路走破性を高めるX-MODEが装備されるようになりました。
5代目&6代目(現行)フォレスター
5代目フォレスター(広報写真)
2018年に登場した5代目は、スバルの新世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」を採用。高剛性プラットフォームによりコーナリング時や悪路走行時の安定性が大きく向上しました。デザインは4代目のイメージを受け継ぎつつ、アクティブ感が強調されています。そしてスバルの電動化技術であるe-BOXER搭載グレードが設定されたこともトピックです。
6代目フォレスター(広報写真)
現行型である6代目が登場したのは2025年4月。実車を見ると、5代目に比べてかなり大きくなったように感じます。しかしサイズを比較してみると
・6代目:全長4655×全幅1830×全高1730mm
・5代目:全長4640×全幅1815×全高1715mm
このように、実は大きく変わりません。大きさを感じさせるのは、グリルやシグネチャーライトによる横への広がり感の演出やエンジンルームの厚みによるものでしょう。
今回試乗したストロングハイブリッドモデルの導入により、フォレスターは新たなファンも獲得しています。時代に合わせてさまざまな形に進化してきたフォレスター。現行型も多数のモデルがあふれるSUV市場において、これからもさまざまな魅力を発信していくはずです。
(AD高橋)







