iDeCoの手続きでの注意点

 このように、リスクが少なく効果が見込めるiDeCoの節税。あなたの資産防衛術のひとつとして、取り入れる価値はあると思いますが、いかがでしょうか。

 なおiDeCoを始めるには、まず利用する銀行や証券会社を決めて、申し込みをすることになります。一般的に人気があるのは、SBI証券や楽天証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJeスマート証券です。

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 そして会社員の場合は年末調整の際に、iDeCoへの拠出額を会社へ伝えましょう。個人事業主の場合は確定申告の際に「小規模企業共済等掛金控除」の欄へiDeCo拠出額を記入します。

 この手続きをうっかり忘れると税金が安くならないので、注意が必要です。