過去を断ち切ってメンタルを無敵にする方法
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【精神科医が教える】繊細さんが「図太いメンタル」を手に入れるたった1つの方法Photo: Adobe Stock

図太いメンタルを作る方法

今日は、「図太いメンタルを作る方法」についてお話ししたいと思います。

繊細で、過去の出来事や人間関係でくよくよしたり、言えなかったことを気に病んだりして、なかなか前に進めない、あるいは動けなくなってしまうという方は少なくないと思います。そういった方々にとって、「図太いメンタル」はある種の憧れではないでしょうか。

もちろん、図太すぎるのは考えものですが、今回は適切に図太くなるための方法に焦点を当ててみたいと思います。

図太い人が実践している「流す」技術

図太い人とそうでない人の違いはいくつかありますが、一番のポイントは「流す」という技術です。

図太い人は物事をうまく流すことができます。一方で、流せない人は、様々なことが気になってくよくよしたり、先に進めなくなったりして、動けなくなってしまうということがあります。そのため、「流す」ということが非常に大切になります。

人間関係における「流す」

では、「流す」ためにはどうすれば良いでしょうか。

例えば、誰かと関わる際に、過去にひどいことをされたり、この人は怖い人だと感じたりした経験をいつまでも引きずって流せなくなると、関わるのが怖くなってしまいます。しかし、関わらざるを得ない状況もあります。

このような場合、過去のことはとりあえず流し、「この人はこういうことを言うと怒る時がある」「たまに返事が来ないことがある」といった今ある情報をもとに、「ではどうするか」を考えて行動します。

「付き合わなければいけないけれど怖い」「付き合いたくない、ドキドキする」と感じるのは、過去の感情を流せていないから。今の情報をもとに、相手に対してどう行動するかを考えるという、「今」に焦点を当てることが、結局のところ物事を流すことにつながるのです。