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親子の会話に困ってしまった経験を持つ人は多いだろう。どんなに毎日を一緒に過ごす家族といえど、コミュニケーションは難しいもの。そんな、子どもとの対話に困った時に取り入れたい、4つの工夫について解説しよう。※本稿は、ハーバード大小児精神科医の内田舞『小児精神科医で3児の母が伝える 子育てで悩んだ時に親が大切にしたいこと』(日経BP)の一部を抜粋・編集したものです。
子どもの気持ちを聞きたい時は
答えやすい質問を投げかける
子どもによっては、特に親の方から働きかけなくても、どんどん自分の気持ちを話してくれる子がいれば、自分の気持ちどころか、学校で何をしたかといったことも全然話してくれない子もいると思います。実際私も、そういった悩みの相談を受けることは多いです。
そんな時にお話しする、子どもとの対話のヒントをいくつかご紹介しましょう。
1点目は、好奇心を持ち、答えやすい質問から始めることです。私もそうなのですが、つい親の方は「今日は学校どうだった?」といったざっくりした質問をしてしまいます。もちろん、その質問をきっかけに、学校であったことを話してくれる子どももいるかもしれませんが、「別に」「特に何にもないよ」など、気のない返事しかしてこない子どもも多いのではないでしょうか。
親の方は、今日1日あったことの中で、子どもの気持ちが揺れ動いたことや、困ったりつらかったりしたことなど、何でも聞きたいと思って、こうした抽象的な聞き方をしてしまうのですが、子どもには、親がどんな意図で質問しているのかが伝わらないので、何を答えていいかわからないことも多いようです。







