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「子どもが勉強を頑張らない」という悩みを持つ親は多い。小児精神科医の著者のもとにも、「どうしたら勉強でやる気を出させることができるか」という相談が多数寄せられるという。子どもの「学び」に対する考え方や、取り入れられる工夫について解説していこう。※本稿は、ハーバード大小児精神科医の内田舞『小児精神科医で3児の母が伝える 子育てで悩んだ時に親が大切にしたいこと』(日経BP)の一部を抜粋・編集したものです。
どうやったら勉強でやる気を
出させることができるのか
子どもの勉強に関する悩みを相談されることはとても多いです。「成績が上がらない」といった悩みではなく、「なかなか勉強を頑張らない」「すぐにあきらめてしまう」「根気が続かない」……など、子どもの勉強に対する姿勢や気持ちの面の、どうしたら勉強でやる気を出させることができるのかという相談が中心です。
勉強といってもさまざまな教科や単元があって、子どもによって好き嫌いや得手不得手もあります。まんべんなくすべての教科の勉強が好きという子どもは少ないでしょうし、子どもにとっては「何のために勉強するのか」という目的は漠然としていることが多いと思います。
そうすると、友達と遊んだり、ゲームをしたり、漫画を読んだりという「目の前のこと」に興味が向くのは当たり前ですし、勉強のように、長期的な積み重ねが必要なものに目を向けさせるのは、簡単なことではないでしょう。







