「とっさのことだったので、私もよけることができなかった。その衝撃で私が持っていたスマホが地面に落ち、画面が割れてしまいました。マジ最悪です。これに対する男性の反応は常識外れなものでした。向こうからぶつかってきたにもかかわらず、『あっ…あぶねーじゃねえか!』と言ってきたのです」
「そこで私は『いや、あなたのせいでスマホ割れたんですけど』と冷静に抗議しました。すると、いきなり寄声を発し始めたのです。一体なんなんだよ、って感じです。騒ぎを聞きつけて、周りの人が駅員を呼んでくれました」
「駅員が来て何が起きたのか聞かれると、その男性の動揺はおさまらず、なんとホームに寝転び始めました。本当にびっくりしました。むしろ怖いくらいです。その後、埒があかないといった表情で、駅員と警備員の人が事務所に連れて行きました。事務所の中からは時折『うあああ!』という叫び声が聞こえました。こってり注意されたのでしょう。そう思うとスカッとしました」
鉄道を愛するなら
公共のルールと安全を尊重して
私も鉄道ファンの1人として、「鉄道を愛するなら、まず公共のルールと安全を尊重するべきだ」と声を大にして言いたい。しかし、一部に常識の通じない人もいる可能性があります。そうした人とのトラブルに巻き込まれないように、危険を感じたら近づかないのが一番である、と言うほかありません。
撮り鉄のみなさんには引き続きマナーを守った活動を呼びかけるとともに、私は世間の人にこう言いたい。迷惑行為を働く撮り鉄のことは嫌いでも、鉄道ファンのことは嫌いにならないでください!
鉄道ファンもそうでない人も、それぞれが気持ちよく電車・駅を利用できるように努めたいものです。
鉄道トレンド総研調べ。2023年7月23日~24日にインターネット調査。全国の10~70代の男女302人が回答 拡大画像表示
※鉄道トレンド総研に寄せられたエピソードをもとに再構成しています。







