東大卒のFIRE達成者がたどり着いた
最高の教育とは?
FIREを達成した20人の生き方を描いたKindle本『君たちはFIRE後どう生きるか』(寺澤伸洋 著/Amazon KDP)が発売されています(シリーズ化しており、最新作は第3弾)。
僕の子どもや他のFIRE達成者の子どもたちも、はじめは企業に就職して仕事を頑張ることになるでしょう。それでも、いずれは「自分の人生を自分でデザインする」という生き方の素晴らしさに気づき、主体的に自分の進む道を決めていってほしいと思っています。
このように、子どもがいるFIRE達成者は、自由を求める気持ちと「子どもを不安にさせたくない」「働いている姿を見せたい」という気持ちの中で揺れ動き、少し悩むことがあります。ですが、こうした葛藤は「限りある時間をどう過ごせば、家族全体にとってプラスになるのか」を考える良い機会になるはずです。
それぞれの家庭で状況が異なると思いますが、僕の場合は「趣味で書籍を書いて収入を得ながら、毎日楽しく過ごしている姿を見せる」「詰め込み教育を強制しない」という教育方針に着地しました。
親が経済的に自立して「お金のことは大丈夫」という安心感を与えながら、前向きに何かに取り組む背中を見せる。そして、「自分の人生は自分の手で創っていける」という希望を与える。これが子どもにとって最高の教育になると信じています。







