4度の手術も再発…「50歳は迎えられても、51歳はわからない」と告げられた医師が下した“最後の決断”
働きながら株で資産50億円を築いた“本当に儲かる3つの投資術”を初公開――余命宣告を受けた医師 兼 個人投資家の父が愛娘に捧げる著書『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)。4度の手術を経て、49歳で肺と肝臓へのがん転移が判明。主治医からは「50歳は迎えられても51歳はわからない」と宣告された著者が、働きながら50万円を50億円に増やした投資法を愛娘に向けて全力指南。再現性の高い3つの投資法をマスターすれば、忙しく働きながらも「一生困らないお金」を稼げるようになる。「人生の集大成として、出し惜しみ無しで、魂を込めて書きました」(著者より)。
※本稿は『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
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終わりのない手術、そして「再発」の絶望
直腸切除、転移した肝臓切除、人工肛門閉鎖手術と3度の手術をして、抗がん剤治療を続けたけれど、手術から約1年後の2023年、残念ながら、がんが再発してしまった。
もう1度手術をして、なんとか目に見えるがんはとり除いたけれど、手術後の抗がん剤治療は「もう死んでもいいから治療はしたくない」と思うほど苦しかった。
娘たちの存在が、本当に僕の支えになった。
「次はない」という崖っぷちでの転移発覚
もう4度も手術をしているから、これ以上の手術はしたって意味がない。つまり、次に再発したらおしまいだ。
そう思いながら民間療法も試してみたけれど、残念ながら2024年末に肺と肝臓への転移が見つかった。
未来が描けなくとも、最期まで「生き抜く」決意
49歳のことだ。主治医からは「50歳は迎えられても、51歳はわからない」と告げられた。
10年先、20年先、君たちと笑い合うことができる可能性は低いけれど、僕は最期まであきらめない。



