それは、「最初から成功しなくていい」、そして失敗したときは「次はどうやったらうまくいくのだろう?」と考えられるかどうかです。

 どんな歴戦のプロたちでさえ、たいていは失敗する覚悟でチャレンジしています。それなのに、凡人である私たちがいきなり初打席でヒット、つまり成功確率10割を狙うこと自体に無理があります。

失敗をおそれていては
いつまでも現状維持のまま

 やることすべてが当たるなど、1000年経ってもできるわけがありません。

 とくにはじめてのことは失敗して当たり前なのです。

「誰だって失敗するんだ。最初から完璧にできる人などいないんだ。だから自分も失敗して当たり前」

 そう気楽に考えて、まずはチャレンジすること。そして次は改良をすること。

 このサイクルでやっていけば必ず打率は上がります。

 人は打席に立つたびに、つまりチャレンジすればするほど成長します。

 ということは、成功の確率は、何回バッターボックスに立つかに比例します。

 繰り返しになりますが、経験の浅いうちはチャレンジに失敗はつきものです。

 失敗したことをただ嘆くのか、チャレンジした自分を褒め、その失敗から何かを学ぶのかでその後は大きく変わります。

 まずは「失敗しないように」と力むのではなく、「失敗してもいいんだ。やってみよう」を口に出して言ってみましょう。それだけで、自分の心が軽くなったことに気づくはずです。

 失敗がこわいのではありません。一番こわいのは、失敗をおそれて一歩も進めなくなることです。

「仕事はゲーム」だから
疲れなんか感じない

「仕事ほど楽しいゲームはないですよ」

 先日、あるテレビ番組に出演した社長が、画面の向こうでそう言っていたのを目にしました。

「仕事とプライベートの境?そんなものはないです。全部が人生をかけた遊びですから」

 私のまわりにも、このタイプの人がたくさんいます。そして、このタイプの人たちに共通するのが、趣味を聞くと必ず首をかしげるのです。なぜなら彼らはいい意味で、仕事と趣味がごちゃまぜになっているからです。