「楽しくて、ちゃんとうまくて、しかも安い」ホリエモンが驚いた回転寿司チェーンの名前堀江貴文

ホリエモンこと堀江貴文さんは、「スシロー」における迷惑行為がSNSで炎上したとき、逆に興味を持って初訪問。「ちょっとしたカルチャーショックだった」と語る。そこで分析した、回転寿司に詰まっている、日本の食のクオリティーとエンタメ力とは。※本稿は、堀江貴文『僕が料理をする理由 ~AI時代を自由に生きる40の視点~』(オレンジページ)の一部を抜粋・編集したものです。

驚きの連続だった「スシロー」訪問

 回転寿司チェーン「スシロー」で、醤油の注ぎ口を舐めたりする迷惑動画が投稿され、SNS上で炎上騒ぎになったことがあった。そのとき、逆に気になって、初めて「スシロー」に行ってみた。

 もちろん、回転寿司は昔から知っているし、子どもの頃に家の近くにあった回転寿司に行ったことはある。ただ、大人になってからはあまり足を運ぶ機会がなかった。そもそも、僕もちょくちょく炎上している側なので、あまり他人事とも思えなかった。

 それと同時に、「今の回転寿司って、どんなものなんだろう?」という興味もあった。実際に行ってみて、素直に驚いた。

「こんなに楽しくて、ちゃんとうまくて、しかも安い」って、すごい。久々の回転寿司だったので、いろいろな点が進化していて、ちょっとしたカルチャーショックだった。

 かつての回転寿司といえば、レーンで寿司が回り、タイミングが合えば人の手で握った寿司が出てきた(もちろんそういう店は今も存在する)。