写真はイメージです Photo:PIXTA
「老い」はつらく醜いものだと思われがちだ。しかし、時間とお金を自由に使える60代は、「大人のゴールデンエイジ」とも言える。そんな可能性に満ちた老後の時間を、より充実させるにはどうすればいいのか?※本稿は、作家、写真家の有川真由美『60歳から、うまくやっている人がしていること』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
アクティブな60代と
暇を持て余す老人との差
「老後をどう生きていいのかわからない」
そんな声が40代50代から聞こえてきます。
しかし、いまの60代に「老後」という自覚はないのではないでしょうか。
以前の私たちの親世代は、定年になったら、年金をもらいつつ、のんびりと悠々自適な余生を送る……という「老後」のイメージがありました。
が、いまの60代は見た目も若く、元気。健康寿命が長くなったこともあり、仕事も遊びも学びも、人によっては恋愛も“現役感”にあふれているのです。
いえ、「悠々自適な余生」というイメージが生まれたのは、定年まで会社に奉公して、その後は退職金と年金で生き抜けた高度成長期のみ。
現実には、そんな生活ができたとしても、長年働いてきた人が急に仕事をしなくなると、張り合いがなくなって、時間を持て余しているケースが多いようです。
やることがないから、パチンコやゲームを惰性でやっていたり、テレビやネットばかり観ていたり。「自分はなにもできない」という苛立ちで、つい怒りっぽくなって、SNSで批判コメントを書く……という頑なな老人になってしまう人もいます。
人生は「暇つぶし」ではあるけれど、ほんとうの“ヒマ”だとロクなことがないわけです。







