写真はイメージです Photo:PIXTA
よい人間関係を築けるかどうかは、会話の質に大きく左右される。ところが、気づかないうちに説教くさくなったり、自分語りに終始したりする人は少なくない。とくに60歳を過ぎると、「話していて楽しい人」と「なぜか疲れる人」の違いが、よりはっきりと表れるようになる。「この人と話すと楽しい!」と相手に感じさせるためには、どんな工夫が必要なのか。会話を心地よくする5つのコツを紹介する。※本稿は、作家、写真家の有川真由美『60歳から、うまくやっている人がしていること』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
会話がつまらない人は
深い人間関係を築けない
60代の方と話をしていると、楽しくなる人と、ぐったり疲れてしまう人に、はっきりと分かれます。
コミュニケーションの癖によるものでしょう。せっかく地域のコミュニティや趣味のサークルなどでつながったり、友人を通して紹介してもらったりしても、話していてつまらないと、心の距離が縮まらず、深い関係を築けないのです。
会話がつまらなくなる大きな要因のひとつは、会話が一方通行なこと。
相手の話を聞かず、自分のことや、自分が興味のある話題ばかりを延々と一方的に話し、相手と意見が違ったら「それは違う」「そんなのダメ」と上から目線で否定する。おまけにネガティブで表情や声が暗いと、さらに気が滅入ってきます。
男性の友人で、やたらと「説教っぽい人」がいます。
「いや、オレに言わせると、それは間違っているんだよ」「良いか悪いかじゃない。正しいか間違っているかの問題なんだ!」とよくわからない持論を展開して悦に入っている。
もし「ちょっと意味がわからないんだけれど……」とツッコもうものなら、さらに話が長くなったり、こじれたりすることが予想されるので、ただ呆然と聞き流すしかないわけです。







