たとえば営業職の人なら「今年はフットワークの軽さをモットーに、○○さんの元へもこれまで以上に頻繁に伺いたいと考えています」などのメッセージを。相手への貢献意欲やパートナーシップを大切にする言葉を、新年からスマートに伝えましょう。

 単に自分の目標を一方的に宣言するのではなく、相手の名前を添えて、相手にどのような良い影響をもたらすのかをさりげなく示すのがポイントです。

 ほかにも「○○さんの事業のお役に立てるよう精進いたします」や「今年は新しい分野にも挑戦し、○○さんに面白いご提案ができる一年にしたいです」などもよいでしょう。自分自身の成長が相手のメリットに繋がるような書き方をすることで、「今年もこの人と一緒に仕事がしたい」と思わせる強力なメッセージに。

「仕事始め、盛り上がっていきましょう」「テンション上げていきましょう」など、仕事の気合いを見せて、相手を元気づけるような一言もいいですね。年始に送って、さらに信頼感を強固にしていきましょう。

3.「楽しい未来」を
ちょい足し

 近い未来の楽しみを具体的に言葉にして、相手をワクワクさせるメッセージをちょい足しするワザもお勧めです。

 すでに新年会などの予定がある場合は「新年会を今から心待ちにしています」とさらっとひと言、添えてみましょう。会う予定がない場合でも「例の店で新年会しましょう」など、新年会の誘いを入れてみるのもいいでしょう。

 以前盛り上がった話題をチョイスするのもよいでしょう。「ピックルボールの会、楽しみにしています」「次回のカラオケのために練習しときます」など具体的な言葉を贈るのも、相手をワクワクさせるひと言です。

 未来の楽しみな予定を共有することは、お互いのモチベーションを高めるだけでなく、良好な関係性を予感させる仕掛けにもなります。このように、これから始まる一年を一緒に楽しみたいという気持ちを寄せることで、相手はうれしくなるはずです。