ふるさと納税「逆風」でもお得にできる?ポイント廃止後も使える“裏技”と絶対NGの返礼品選びPhoto:PIXTA

高市政権下、ふるさと納税の規制強化が続きそうだ。そこで本記事では、まず「絶対にやってはいけない返礼品の選び方」を指南。次に、今の時期こそ狙いたいおすすめの返礼品を5つ紹介する。最後に、ポイント付与廃止後も使える「とっておきの裏技」を伝授しよう。(ライター 前林広樹)

ポイント禁止に続き税控除に上限
高市政権で規制強化か

 2025年も残り1週間を切った。ふるさと納税の年末駆け込みを急ぐ人もいるはずだ。

 今年は10月に制度が変わり、ふるさと納税ポータルサイト独自のポイント付与が禁止となった。楽天やAmazonなどのポイントやJAL・ANAのマイルなどによる還元が禁止されたことで、お得度が下がったと感じる人も多いだろう。

 実は、高市早苗首相は総務大臣時代に返礼品の競争過熱を問題視し、規制強化に乗り出した張本人だ。今後もふるさと納税の規制を強化する可能性は高い。来年度に向けて、給与収入が年間1億円以上の人を念頭に、住民税の控除額に193万円の上限を設ける方向で最終調整を進めている。

 目下、最大の逆風に見舞われているふるさと納税。何とかお得度を維持・高めながら、地方を応援することはできないのだろうか。

 そこで本記事では、まず基本に立ち返る意味で「絶対にやってはいけない返礼品の選び方」を指南。次に、今の時期こそ狙いたいおすすめの返礼品を5つ紹介する。そして最後に、ポイント付与廃止後も使える「とっておきの裏技」を伝授しよう。