「居ても居なくてもいいんだったら居るよ」
その所の言葉を誰かが夕方ゴルフから帰って来たさんまに伝えた。こういう一言が大好物のさんまは狂喜乱舞して、
「ええわ、その言葉ホンマにええ。『居ても居なくてもいいんだったら居るよ』。所はんホンマにそう言ったんか?……それにしてもええ言葉やの~。まさにけだし名言やわ〜」
と言って、翌日からゴルフの組み合わせが変わり、さんまは所夫妻と同じ組でゴルフ三昧の日々を過ごした。
旅行の最終日には上機嫌になった奥さんの見事なタイ料理が同行者全員に振舞われ、さんまがこう言った。
「一時はどうなるかと思うたけど、ええ旅行やったわ~。それにしても所はんの名言が聞けただけでも今回は特別やったわ~」
帰国したさんまはラジオで所の話を大々的に喋って、この一言は所ジョージの最も有名な名言の1つとなった。
小さな別荘で仲間を歓待する
さんま流のおもてなし
さんまは派手な生活は好まず堅実なので、南半球の別荘もこぢんまりした身の丈サイズの4ベッドルームプラス25メートルプールという作りである。デッキは海に続く運河に面しているのでヨットやクルーザーも横付け出来て、ガレージは2台が駐車出来る絶好の土地に建てられていた。
ただ、さんまはその設備をフル活用しているわけではない。
「年に一度しか来いへんのやから車もクルーザーも要らんねん。そやから、空港で借りたレンタカーで十分や」
食事会もこの別荘で毎晩のように開かれる。みんなでゴールドコーストのレストランに出かけることもあるが、名物は別荘のデッキで開かれるバーベキューパーティだ。
さんま自らオージービーフや現地の野菜をみんなのために焼いてくれる。焼くのに一生懸命で、自分が食べるのは後回し。
参加メンバーに十分肉が行き渡った後、さんまは浅田美代子が用意した2種類の手作りカレー、私が作ったスパゲティ・ペペロンチーノなどで腹を満たすのが恒例だ。年越しの大晦日は、吉川家が蕎麦とつゆを持ち込み、年越しそばをすする。







