新しい年の始まりは、人付き合いの軸を見直すいい機会だ。頻繁に会っている人、長く付き合っている人は数多くいても、「本当に大切にしたい人」は何人いるだろうか。本稿では“人生の指針”を示してくれる新刊『人生は期待ゼロがうまくいく』(著:キム・ダスル、訳:岡崎暢子)から本当に大切にすべき「思いやりのある人」の見極め方について、エッセイを抜粋・再編集して取り上げる。(企画:ダイヤモンド社書籍編集局)

「周囲から絶大な信頼を得ている人」が新年に“必ず”やっていること・ベスト3Photo: Adobe Stock

まずは自分から
「今年もよろしく」

 頻繁に顔を合わせているからといって、その人が「かけがえのない人」だとは限らない。本当にかけがえのない人とは、相手への思いやりが感じられる、こんな人だ。

 □自分から連絡する人
 誕生日や記念日でもない普通の日に「元気?」と連絡をくれる人がいる。日常に忙殺されていれば連絡も途絶えがちになる。そんなときでもこちらに思いを馳せてくれる気持ちがうれしくて、心がぽっとあたたまる。

 □相手のやさしさに甘えない人
 親しい者同士だと、遅刻しても事情を話せば、たいていは許してもらえる。しかしこうした些細なことほど、気を配るべきなのだ。親しき仲にも礼儀あり。小さな約束を守れる人は、相手への配慮ができ、心の根が誠実な人だ。

 □小さな話題も覚えていてくれる人
 何気ない会話のなかで話した好みや、苦手なことを覚えていてくれる人。自分でも忘れていたようなことを、そっと避けてくれたり、好きだと言ったものをプレゼントしてくれたりする。自分が尊重されていることに涙が出そうになる瞬間だ。

 他者を思いやることは、言うほど簡単ではない。大人になるほど目の前のタスクに追われ、縛られていくからだ。お互い大変だからこそ、相手のちょっとした思いやりがありがたい。

 こんな気配りをしてくれる人を大切にしよう。そして、自分もまた、誰かにとっての思いやりのある人でありたい。

(本記事は『人生は期待ゼロがうまくいく』から一部を抜粋・再編集したものです。)