朝の情報番組の生放送で、老人の死を連想させる歌を歌うことがタブーなことは小学生でもわかりそうなことで、篠塚がなぜ歌ってしまったかは理解に苦しむ。
田原氏、篠塚とは逆に、時代に合わせた配慮をしっかり行い人気を得たタレントがいる。「サンドウィッチマン」だ。東日本大震災以前、彼らのネタにはツッコミとして「死ぬ」という単語が頻繁に出てきていたが、震災以後はその言葉を使うことをやめた。震災で実際に多くの人が亡くなった経験から、安易にその言葉を出すことができないと感じたためだという(2018年3月11日 女性自身 https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1615048/)。
「サンドウィッチマン」は株式会社ビデオリサーチによって年2回実施される「タレントイメージ調査」の男性部門で大谷翔平を抑え、14連覇を達成している。周囲への配慮により、高い好感度をキープし続ける彼らは、現代をサバイブする上で一つの指標といえるだろう。







