Illustration: Margeaux Walter for WSJ
ウォール街は、金利低下と堅調な企業業績により、株式市場が2026年も上昇すると見込んでいる。ただ、その実現は際どいものになりそうだ。
S&P500種株価指数をはじめとする主要米株価指数は、2023年から25年まで3年連続で2桁の上昇率を記録し、上昇相場の4年目に入った。多くの大型株のバリュエーションは割高な水準にあり、経済見通しは不透明感を増している。投資家やアナリストに希望を与えるプラス材料は十分にあるが、25年のペースを維持するには不十分だと懸念する声もある。
ネーションワイドのチーフマーケットストラテジストのマーク・ハケット氏は「市場はまずまずの状況だろうが、ここ2~3年のような展開にはならないだろう」と述べた。
S&P500種指数は昨年16%上昇した。耐性のある経済、利下げの再開、人工知能(AI)熱が同指数を39回の最高値更新に導いた。ダウ工業株30種平均は13%上昇、ナスダック総合指数は20%上昇した。
ウォール街のアナリストやストラテジストは、この好調が26年も続くと予想している。バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、S&P500種指数が今年末までに7100に達すると予想しており、これは25年末の終値から3.7%の上昇となる。同指数についてJPモルガン・チェースは7500、ゴールドマン・サックスは7600に達すると予想している。
一部の投資家は、過去の上昇を踏まえるとこうした強気の見方は慎重になるべき十分な理由だとした。S&P500種指数は23年初めから年末までに約80%急伸し、この猛烈なペースはほとんどの状況下で維持するのが困難だと述べた。








