「損した!」が「ラッキー!」に変わる…一生ご機嫌でいられる人の思考法
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、累計33万部を突破した人気シリーズの原点『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)です。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。

【精神科医が教える】人生をハッピーにする「大喜利」の力Photo: Adobe Stock

「ものの考えよう」で人生は変わる

今日のメインテーマは「ものの考えよう」についてです。人生は、物事の捉え方一つで随分と変わるものだなと、私自身の実体験を通して感じたことをお話しします。

暖パンとの出会いと「快適さ」の発見

私はこれまで、冬の寒さ対策として春夏のパンツの下にユニクロの「ヒートテックステテコ」をはいて過ごしていました。しかし、ステテコはどうしても締めつけ感があり、洗濯物も増えてしまうのが悩みでした。

そこで、パートナーが愛用していた同じくユニクロの防寒機能を付けたズボン「暖パン(ダンパン)」を試しに買ってみることにしたんです。ちょうど1000円安くなっていたタイミングで購入しました。

実際に履いてみると、これが驚くほど快適でした。「もうこれでいいじゃないか!」と感動し、今では毎日履くほどのヘビーローテーションになっています。あまりの心地よさに、他の冬服が着られなくなるほどでした。

1000円の値下げを「損」ととらえるか「チャンス」ととらえるか

しばらく経ってから「色違いも欲しいな」と思って再びユニクロを訪れたところ、さらに1000円安くなっていました。私はそれを見て、「これは『もう一枚買え』ということだ!」と、とてもご機嫌な気分で2枚目(チノパン風の色合いのもの)を購入したのです。

しかし、ふと気づいたことがあります。この状況を、逆に「イライラの原因」にしてしまう人もいるのではないか、ということです。

不機嫌になる人:「買ってからすぐ安くなるなんて損した。もっと待てばよかった」とイライラする
ご機嫌な人:「1枚目が良かったから、2枚目がさらに安く買えてラッキー!」とワクワクする

このように、起きた事象は同じでも、考え方次第で「不幸」にも「幸せ」にもなってしまうのです。

幸せへの近道「ポリアンナ思考」のススメ

皆さんは「ポリアンナ思考」という言葉をご存じでしょうか。昔のアニメ『愛少女ポリアンナ物語』の主人公が、どんなに辛い状況でも「良かった探し」をしてポジティブに変換することに由来しています。

すべてをポジティブに捉える習慣を少しずつ身につけていくと、自然と「おめでたい、ハッピーな人」になれると私は考えています。

ポジティブ変換を「ゲーム」として楽しむ

とはいえ、「常にポジティブでいなきゃダメだ」と自分を追い込むのは逆効果です。真面目すぎる人は、それがまたストレスや不幸の原因になってしまうからです。そこでおすすめなのが、「言葉遊びのゲーム」として取り組むことです。

何か嫌なことが起きて、イライラしたとする
「これを無理やりポリアンナ思考(超おめでたい考え方)に変換したらどうなるか?」と考える
大喜利のように、いくつかのパターンを作ってみる

コツコツとこのゲームを続けていると、イライラしている自分がだんだんバカバカしく思えてきたり、新しい発見があったりします。

少しずつ「おめでたい人」へ

人間は一気には変われません。でも、ゲーム感覚で「考え方の変換」を続けていけば、少しずつ、確実に変わっていけます。

どうせなら、あらゆることをワクワクの原因にしてしまいましょう。そんな「おめでたい人」になれれば、人生はもっとハッピーになるはずです。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。