そして、子どもが練習をサボったり、苦手なドリルから逃げようとしたりした時は、親の出番です。「勉強しなさい!」と命令するのではなく、「あなたはプロになりたいと言っていたよね?その目標を叶えるために、今の行動はふさわしいかな?」と問いかけるのです。
これは子どもにとって、親に怒られるよりもずっと苦しく、厳しい問いです。なぜなら、自分自身の意志の弱さと直面しなければならないからです。しかし、この葛藤こそが、限界を超える経験への第一歩。目標に向かって必要な努力を重ねることで「私はやるべきことをやれる人間だ」という肯定的なセルフイメージがつくられます。
もしあなたが、お子さんを真に強い人間に育てたいと願うなら、家庭教育に厳しさや苦手なことへの挑戦を取り入れましょう。決して子どもを過剰に管理するのではなく、子どもが自分自身との約束を破ろうとした時に、安易に妥協させない「愛ある壁」となりましょう。そして、「あなたにはこの壁を乗り越える力があるんだよ」と子どもを信頼しましょう。
今日から、お子さんにかける言葉を少し変えてみてください。安易に「手伝ってあげる」というのは、今すぐやめましょう。
「あなたなら乗り越えられると知っているよ。だから、お母さん/お父さんは見守っているよ」と問いかけてみてください。その厳しさこそ、子どもが自分の力で人生を切り拓いていく最強の武器となるはずです。








