「うちの子、語彙が少ないのでは?」「自分の意見をちゃんと言えない」‥‥‥。スマホやSNSの普及により、子どもの「言葉にする力」の衰えを危惧する声が増えています。そんな中、『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』(ダイヤモンド社)等のべストセラーで知られる文章の専門家・山口拓朗氏が、待望のこども版『12歳までに身につけたい「ことば」にする力 こども言語化大全』(ダイヤモンド社)を上梓しました。同書は、マンガと「言葉を使ったゲーム」を通じて、子ども(小学校低学年~高学年)が楽しく言語化能力を身につけられる画期的な一冊です。本連載では、本書をベースに親御さん向けの記事として抜粋・編集した記事や、著者による書き下ろし記事で、「子どもの言語化力」を高める秘密を紐解いていきます。
『こども言語化大全』(山口拓朗著・ダイヤモンド社刊)より
「言語化力」を構成する3つの力とは?
ここまで3回のマンガ(その1 その2 その3)で、「言語化力」のない小学生はなぜ困るのかをマンガで解説しました。
「言語化力」とは、「頭の中の漠然とした意見や情報を、的確なことばにして相手にわかりやすく伝える力」のことですが、もっと具体的に細かく分解するとどんな「力」になるでしょうか?
それが冒頭に書いた3つの力です。
つまり
1 ことばをたくさん知る⇒語彙力
2 心の中のモヤモヤを具体化する⇒具体化力
3 相手にわかりやすく伝える⇒伝達力
の3つです。
これは大人向けの「言語化大全」(山口拓朗著・ダイヤモンド社刊)でも説明している3つの力で、子どもの言語化力の場合も基本的には同じです。



