会議中のビジネスパーソン写真はイメージです Photo:PIXTA

会議やプレゼンは会社員にとって避けて通れない場だが、発言の内容に関わらず「なぜか評価される人」がいる。実は、話をする順番や、言葉尻の工夫などで相手に与える印象は大きく変わる。科学的にも実証されている、ビジネス的に正解の会話術とは?※本稿は、言語学者の堀田秀吾『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード…科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

プレゼンの場では
最初に発言するのがいい

 意見やアイデアを口にするときは、「先陣を切る」ことをおすすめします。

 カリフォルニア大学バークレー校のアンダーソンとキルダフの研究によると、「最初に発言するほうが得」という検証結果を報告しています。

 研究では、会議などで最初に発言した人はリーダーとみなされやすく、最初に提案されたアイデアが最終的なアイデアとして採用される傾向があると述べています。

 ついつい沈黙してしまう人は、自分の意見が他人にどう思われるかを気にしすぎて、「下手なことは言えない」と警戒してしまうタイプでしょう。そうした引っ込み思案なタイプの意見は、全体に影響を及ぼしにくいという性質をもちます。

 半面、発言内容がさほど的を射ていなかったとしても、積極的に先陣を切るタイプは、好印象を与える傾向が強いことが先の検証でわかったわけです。

 先陣を切った人に対して、一定のリスペクトを感じるからこそ、リーダーとみなされやすくなるというわけです。

 そもそも、最初に何かをするということは、相手の印象に残りやすいことがわかっています。