「LINEを開くのもおっくうだ…」発達障害の人の“先延ばしクセ”を軽くする3つのライフハック写真はイメージです Photo:PIXTA

発達障害を抱える人は、郵便物の受け取りに負荷を感じ、やがて郵便ポストが開けられなくなるという。だが実は、心理的ハードルを下げるだけで、この先延ばしクセは一気に緩和される。障害者の支援事業を運営する筆者が、3つのライフハックを紹介する。※本稿は、株式会社KyoMi代表取締役の柏本知成『ポストが怖くて開けられない!発達障害の人のための「先延ばし」解決ブック』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。

発達障害の人たちは郵便ポストを
開けることができない

 あなたは、ポストを開けられますか?

 変なことを聞いてごめんなさい。

 私は、障害者の社会復帰を支援する「就労移行支援事業所」を運営しています。

 就労移行支援事業所とは、「障害のある人」と「企業」をつなぐ、いわばハローワークと職業訓練校の要素を併せもつ障害者特化版の施設です。

 事業所によって「身体障害」「知的障害」「精神・発達障害」と、対象とする人はそれぞれ違いますが、私の運営する事業所は「精神・発達障害」の人を専門に支援しています。

 また、発達障害について、さらに多くの人に知ってほしくて、YouTubeチャンネル「発達障害しごとラボ」も運営しています。

 じつは、このYouTubeチャンネルで反響があったもののひとつに「発達障害“ポスト開けられない問題”」がありました。

 これは、私と一緒にチャンネルに出演している発達障害(ADHD)のスタッフ・すーさんが持ち込んだ企画。

 最初に聞いたときは、「それが企画になる?」と半信半疑でした。

 しかし撮影して投稿すると、「自分もそう!」「わかる」「気がつくと郵便物がたまってる」と、共感の嵐。