ちょっとしたライフハックで
先延ばしクセは解消できる
では、どうしたらポストを開けられるようになるのでしょうか。それには、心理的なハードルを下げることが大切です。
(1)開ける時間(タイミング)を決める。
「仕事から帰ってきたらポストを開ける」と“決めてしまう”のです。
「開けるか、開けないか」と考えるから、開けられなくなるのです。
玄関に入る前の「儀式」として、ポストを開ける習慣をつけましょう。
(2)誰かと一緒にやる。
同居している方がいれば、その人に協力してもらいましょう。
発達障害の人は人一倍、仕分けや情報の取捨選択にエネルギーを使います。
しかし周りの人は、ポストを開けて書類を取捨選択することを、それほどおっくうに感じていないことが多いものです。人に頼ることも、大切な対処法です。
『ポストが怖くて開けられない!発達障害の人のための「先延ばし」解決ブック』(柏本知成、サンマーク出版)
(3)重要なものだけ別住所に送ってもらう。
これは、「同居人がいなくて実家や別住所がある人」限定の“ウラワザ”です。
役所からの郵便物や公共料金、カード明細といった大切な書類は、自分の家には届かないようにしておくという荒技です。
「重要な書類は届き次第教えてもらう」形を取りつつ、自分の家に届いたものは「すべて捨てる」という最終手段もあります。
いかがでしょうか。あなたがポストを開けられない、またはメールやLINEが開けずに未開封のまま、たまってしまう……という場合、ぜひ参考にしてみてください。
このように、発達障害の人が悩んでしまう「やる気の問題」には、じつはワケがあり、ちょっとしたライフハックで「やる気」を出すことができるのです。







