もはや「生き残れない」物流子会社の条件、業界再編「台風の目」となる会社の名前は?上場廃止した主な物流会社 カーゴニュース作成

物流子会社で、生き残るのはどんな会社か――カーゴニュース紙の記者5人による新春座談会。物流業界の再編について詳しく解説する。(カーゴニュース編集部)

*本記事はカーゴニュースからの転載です

物流業界の再編が加速
生き残るのはどんな会社か

A 大手事業者を中心に、物流業界で再編の動きが目立ったのも2025年の特徴だった。ロジスティードによるアルプス物流の子会社化手続きが24年10月に完了したのも束の間、今度は日本郵便によるトナミホールディングスのTOB(株式公開買い付け)が発表されるなど大型買収事例が見られた。こうした再編の背景には「2024年問題」への対応、人材不足の解消、競争激化に伴う経営戦略の見直しなどが挙げられるね。

B 3PL会社による物流子会社のM&Aは再編の大きなうねりになっていると思う。物流子会社は日本独特の形態だと思うが、3PL会社がM&Aをすることで「3PL系物流子会社」という独特の業態が新たに誕生している。

 具体的には、SBSホールディングスが買収した「SBS東芝ロジスティクス」、(旧東芝ロジスティクス)。セイノーホールディングス傘下に入った「MDロジス」(旧三菱電機ロジスティクス)、安田倉庫グループ入りした「安田ロジファーマ」(旧エーザイ物流)などだ。メーカーの立場から見て、「3PL会社に物流子会社を売却し、引き続き『3PL系物流子会社』に物流を委託することで物流改革が加速した」というモデルケースがあれば、見てみたいね。

 3PL会社に買収されたり、あるいは本体に吸収されるなど、物流子会社の数は年々減ってきている。生き残っていくのはどういう物流子会社だろうか。