夜の不安を消そうとして、逆にメンタルを壊す「ある習慣」
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。

【精神科医が教える】夜、不安になりやすい人がやってはいけない「3つのNG習慣」Photo: Adobe Stock

1.仕事や悩みに関する「検索」

今日は、「夜、不安になりやすい人が​やってはいけない3つの習慣」についてお話したいと思います。まず1つ目は、「仕事や悩みに関する検索」です。これは最も避けるべき行動です。

不安の悪循環:検索を始めると、解消されるどころか「あれもやらなきゃ」「これも心配だ」と、新たな不安が次々と湧いてきてしまいます
対応できないもどかしさ:夜中に問題点を見つけても、すぐに対策や行動が取れないことがほとんどです
睡眠への悪影響:不安が増大して頭がざわざわし、寝つけなくなってしまいます。これが翌日以降の不調にもつながります

趣味や娯楽の検索なら問題ありませんが、立ち向かわなければならない問題(仕事や悩み)の検索は、夜には控えるようにしましょう。

2.不要不急の「電話」

2つ目は、「急ぎではない電話」です。

ネガティブな共鳴:電話をするときは、何かを相談したり、愚痴を言ったりすることが多いもの。不安な人同士で電話すると、お互いの不安をぶつけ合い、さらに不安を煽ってしまう結果になりがちです
脳の活性化:たとえ楽しい会話であっても、電話で人と話すことは頭を使います。これにより「交感神経(興奮モード)」が優位になってしまいます
リラックスの妨げ:夜は本来、「副交感神経(リラックスモード)」へ切り替えるべき時間です。電話をすることによる興奮は、良質な睡眠の妨げになります

「この人と話すと落ち着く」という相手であっても、夜の長電話は避け、脳を休めることを優先しましょう。

3.頭を使う「作業」

3つ目は、「頭を使う作業」です。

生産性の低下:一日の疲れが溜まっている夜に無理やり作業をしても、効率は良くありません
焦りの発生:「間に合わなかったらどうしよう」といった余計な思考が働き、不安な気持ちになりやすくなります

私(話し手)自身も、「夕方6時以降は生産的な仕事やメール返信をしない」と決めています。どうしても必要な場合を除き、頭を使う仕事は日中に行い、夜はオフモードに切り替えることをおすすめします。

【最も重要なポイント】
まずは「検索」をやめてみる

今回ご紹介した3つの中で、最も効果的で重要なのは「1番目の検索をやめること」です。不安が強い人ほど、夜に悩みごとの検索をしてしまっています。

「不安を和らげたい」と思って検索しているのに、実際にはエンドレスで不安の種を見つけてしまっているのです。これをやめるだけでも、今夜から心の穏やかさが変わってくるはずです。ぜひ意識してみてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。