見えるものを選べば、思考も選べます。
視界は、思考の入り口です。
仕事が加速する
「タイムライン配置の法則」
デスクの上で、過去・現在・未来が渋滞していませんか?
視界から余計なモノを退場させたら、次は、モノの配置を整えます。
私たちは、朝の準備や一日の仕事を進めるとき、「次に何をするか」「どこまで終わったか」を考えながら動いています。
人の脳は、時間や出来事を未来、現在、過去という「順番」に整理しています。
未来の予定を覚え、今の作業をこなし、終わったことを片づける―。その一連の流れは、机の上の使い方にも深く関わっています。
脳にとっては、出来事が「左から右へ進む」という順が自然です。
これは、右利きの人の視線や手の動き、そして日本語や英語の横書き文化で「左から右へ進む=前に進む」と感じるように、日常の中で刷り込まれていることも影響していると考えられます。
そのため、左に「これからやること」、中央に「今進めていること」、右に「終わったこと」を置くと、頭の中の時間の流れと机の上の順番が一致します。
すると、無駄な動きだけでなく、モノを探したり、次にやることを考える脳の負荷が減り、思考が途中で止まらなくなるのです。
モノの場所がスクランブル交差点のように行き交った状態では、片づけはうまくいきませんし、頭もすっきりしません。
作業の手順に合わせてモノを並べれば、「次は何をするか」を考えなくても、おのずと手が動き、体の動きもスムーズになります。
心理学や人間工学の研究でも、「位置」と「意味」が一致していると脳の混乱が減り、判断が速くなることが示されています。また、作業の手順と実際の配置をそろえることで、脳が次のタスクに切り替えるまでの時間が短くなり、ミスが減り、作業スピードと正確さが上がることも報告されています。
私はこれを「タイムライン配置の法則」と呼んでいます。








